ゆきRのコネチカット日記
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Monday, December 23rd, 2002
*ルーツは同じか*

つらら このコネチカット(発音はコネティカットが近い)には、先住民族、ネイティブ・アメリカンの居留区が幾つかある。

 私が住んでいる所のすぐ近くには、国内で唯一法的に認知された(だと思った^^;)マシャンタケット・ピーコット・インディアン(Mashantacket Pequot Indian)居留区と、モヒガン・ピーコット・インディアン(Mohegan Pequot Indian)居留区がある。

 双方の部族はそれぞれカジノを経営していて、私はマシャンタケット・ピーコット・インディアンが経営するフォックスウッズ・カジノ・アンド・リゾート(Foxwoods Casino & Resort)というカジノで今年の5月末まで働いていた。

 マシャンタケットとはMuch Wooded Land(木の多い土地)と言う意味で、ピーコットとはShallowed Warter Land(だと思った。浅瀬の土地とでも言うのか)と言う意味だと聞いた覚えがあるが、pekawatawog や pequttoog (destroyers・破壊者の意)から来ているという記述をしているものもある。自分が働いていたせいもあるのかもしれないが、二つの部族のうちどちらかと聞かれれば、マシャンタケット族の方が好きだ。

 フォックスウッズ・カジノの敷地内には、インディアン・ミュージアムもあって、そこでは部族に関する歴史などの展示を見ることが出来る(過程を説明すると長くなるので、興味のある方は、英語だけれど、 http://www.foxwoods.com/ を覗いて欲しい。これはカジノのサイトだが、右下の「The Mashantacket Pequot」というバナーをクリックすると部族の歴史を垣間見ることが出来る)。開拓時代、イギリスはモヒガン族と結託し、マシャンタケット族を襲撃。以後、わりと近年までマシャンタケットと名乗る事も、その言葉を話す事も禁じられていたという。インディアン・ミュージアムで「The Witness」という映画が観られるのだが、その迫害された経緯を映した映像には、思わず泣いてしまった。(母親の方は泣くと思いますわ。)

 それで、この辺りにはイギリスにちなんだ名前が多い。ニュー・ロンドン(New London)という町があったり、また、かつてはピーコット・リバー(Pequot River)と呼ばれていた川は、今ではテムズ(Thames)川と呼ばれている。

 今でこそ、マシャンタケット族とモヒガン族が表立って争う事は無いが、後からカジノを作ったモヒガン(モヒガン サン カシノ・Mohegan Sun Casino http://www.mohegansun.com/index.jsp)は、フォックスウッズ・カシノ(英語ではカジノじゃなくて、カシノと言う)よりも大きく、綺麗で、ついでに従業員も優遇と言う形で今でも争っているようだ。^^;

 先日、地方紙に、モヒガンが従業員と部族の為に、チャイルドケアセンター(保育所)を作った、と書いてあった。3年前に私が仕事を探している時にも、そんな話はあったのだが、当時はまだ出来ていなかった。私はその時も今も幼児がいるので、子供たちを預けなければ働けない。当時は、モヒガンでは面接は受けず、隣のフォックスウッズに行った。フォックスウッズにも保育所は無いけれど、職場やカジノの雰囲気が好かったからだ。フォックスウッズでは、1年後にごく一部だがチャイルドケアに掛かるお金を補助する制度が出来た。でも、去年、私は第三子を出産したので、3人分のチャイルドケアが必要になり、補助を受けても私の稼ぎより高くなったので、仕事を辞めてしまった。モヒガンの保育所も他と同じぐらいの料金を取る様だが、給料はもっと良いのか?

話がそれた。

 毎年夏に、全国の500のネイティブ・アメリカンの部族が集結し、シェミッツェン(Schemitzun)という、パウ・ワウ(Pow Wow・伝統の歌と踊りとでも言おうか)がフォックスウッズで行われている。 (http://www.schemitzun.com/index.html) 私は毎年働いていたので未だに行ってないが、来年こそは行ってみたい。

 シェミッツェンで思い出した。何年か前にシェミッツェンのためにフォックスウッズに滞在していた他の部族が、ホテルから大型テレビ、家具、ベッドまで、壁から取り外して、堂々とカジノを通って盗んで行ったらしい。あまりに堂々としていたので、セキュリティーもしばらく唖然と見ていたそうだ。未だに略奪やら、部族間の争いがあるらしい。。。^^;

 私は良く中国人とか、韓国人とか間違われるが(多いからね)、何人かに、ネイティブか?と言われたことがある。(そう言えば、一度だけ、アイヌか?と言われたなぁ。)よくよく考えてみたら、(考えなくたって)エスキモーとか、ネイティブの一部の祖先は中国大陸から渡ったんだものね。ルーツは一緒なのか。