Sunday,
August 10th, 2003
*東西妊婦事情*
現在私の周りにはも〜みんさんはじめ数人の妊婦さんが居て、アメリカと日本の考え方の違いなどについて話す機会があったので、私が経験した範囲で書いてみようかと思う。
私は3回出産を経験したのであるが、第一子の時は8ヶ月(日本式計算)まで日本の病院に通い、それ以降はアメリカ海軍横須賀基地内の病院に変わった。(話は長くなるが、Navyの人と結婚するには軍の許可が必要で、私の身元調査とか、二人の身体検査などを受けなければならず、しかもNavyが書類を紛失するという事が(怒)あって、基地の病院を使えるまで時間がかかった。ーー;)
初めに海軍病院で診察を受けた時、日本と同じように予定日の割り出しをした。で、当たり前だが、予定日は同じだった。でも、「今は妊娠7ヶ月ですね」と言われ???となったのだが、きっと計算方法がちがうのだろうな、と勝手に納得した。
だから(?)アメリカでは妊娠期間は9ヶ月なのだ。ダンナの友達に日本では妊娠10ヶ月で子供は生まれる、と言ったら、「アメリカは9ヶ月だ。人種によって違うのか?」などと言っていたが、(^^;)アメリカ人に10ヶ月と言うと驚く人が多いようだ。(^^ゞ)
私が行っていた日本の産院では、検診ごとにエコーの写真をプリントアウトしてくれてもらっていたのだが、こちらでは心音は聞くけれど、エコーは見られなかった。「エコーはしないのか?」と聞いてみたら、「異常があるとか以外はやらない」と言われた。
2人目、3人目の時は、4〜5ヶ月目(アメリカ式)に1度エコーを受けて、写真を貰ったが、エコーは“放射線課”に予約を入れて別の場所で受けた。私は何も異常は無かったのでその1回だけだったのだが、日本みたいに成長過程が分かるほうがいいなあ、と思った。経費節約なのか?っていうか、自分で払うんだよなあ。こっちは医療費高いから、あまり多くても困るが。(^^;)
第一子の時に話を戻すが、丁度病院を替わる頃に足にむくみが出た。日本の病院では、「水分と塩分を控えるように。水も飲んではいけない。」と言われた。多分1週間と経たないうちに基地の病院に替わったのだが、その時には「水分をなるべく多く摂りなさい。水を1日に2ガロンは飲みなさい」と言われた。1ガロンは3.78リットルなので、その2倍!日本では飲むなと言われたのに、そんなに飲んで大丈夫なのか?と思ったが、一応言われた通りにしてみた。
飲み始めて結構すぐにむくみは治まった。それに真夏だったので、水が飲めなかったらかなり辛かったと思う。水分を沢山摂る事で、新陳代謝を活発にさせたのだろうと思う。便秘も無くなり、一石二鳥だった。(笑)
それ以外にも、日本の腹帯やガードルなどは無い。私は腹帯は戌の日に1度したきりで、ガードルは多少使ったが、暑かったのと、面倒(爆)だったので殆ど使わなかった。こちらのお店に行っても、その様な物は売っていない。唯一見つけた物は、5〜6センチ幅のゴムひもにマジックテープが付いた“ベルト”だった。それをお腹の下側から斜め上に持ち上げる様に後ろで留めるだけの簡単なものである。私のお腹は巨大だったので、それだけは使っていた。そんなものでも結構ちゃんと支えていて楽にはなった。2人目以降、それさえも使わず、下着も普通の下着だった。(てか、こっちの下着はバカデカイのだ!)
出産の時に必要な物も、日本の病院で貰ったリストでそろえてはいたが、どれも結局使わなかった。(^^;;)使ったのは子供の服ぐらいだった。産褥下着(だったっけ?)も日本だけの物みたいだし。アメリカではお産の後は馬鹿でかいナプキンを簡単な紐にクリップが付いたものに留めるだけ、3人目は軍ではなく普通の病院だったが、ネットの様な伸び縮みする下着を病院でくれた。なので病院には何ももって行かなくても必要な物は全部病院でくれる。退院の日に自分と子供の服とカーシート(これが無いと退院させてくれない)を持って来てもらえばいいのである。
退院の時にはベビーバッグに入った、ミルクやら、オムツやら、オムツかぶれの薬やら、クーポン(割引券)やら、使い捨ての哺乳瓶などをくれる。後は入院中に使い残したオムツやグリセリンや吸引の道具も持って帰りなさいと言われるので、3人目の時などオムツを2日目に数枚隠し(爆)補給してもらって余分に貰うなど、姑息な手を使った。(爆・貧乏なのじゃ。^^ゞ)新生児用の帽子もくれるのだが、やっぱり軍と民間医の差を感じた。(爆)そういえば、3人目の時は母乳ポンプもくれたなあ。なにしろこちらでは自分で用意しなきゃならないものはオムツやミルク(母乳が出ればそれもいらない)ぐらいなのだ。
ものぐさな私にはアメリカ式は実に肌にあっているのだなあ、などと、こっちに居て良かったと思うのである。(爆)
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