小澤征悦氏ご本人や小澤氏の出演作品ゆかりの場所を訪ねる、うそざれんのメンバーがお伝えするレポートです。

  ●第6回 UP!
「憧憬〜やさしさにつつまれたなら〜」
by みずは
  ●第5回 UP!
「回想〜オザワオザワで半年過ぎて〜」
by みずは
  ●第4回 UP!
「人情届けます」ロケレポート
<再会〜神様は、いる!>

by みずは
  ●第3回 UP!
「人情届けます」ロケレポート
<11/28編>

by まりりん
  ●第2回
「人情届けます」ロケレポート
<11/27編>

by まりりん
  ●第1回
遭遇〜それはまったくの偶然だった〜
by みずは
 
 
 

先日に引き続き、11/28に行われた、「人情届けます」のロケの様子をお伝えしたい。28日の見学は、我が「うそざれん」メンバー、みずは嬢と共に一緒に見学をした。

午前中-1)  
丸橋たもと近く、江戸商家が並ぶ一角で、小澤氏がおばあさんを背負い、その横に本上氏が 並び、「ワッショイ!ワッショイ!」と言いながら、走るシーンの数回のテスト〜本番であった。
おばあさんは、物語の筋をたどると、おそらく飛脚屋、十六屋のご隠居さんであろう。 ご隠居役は、馬渕晴子さんである。
推測だが、このシーンは、原作本「おんな飛脚人」をたどっていくと、その七、「天下祭りに 獲物に鯉」の中の話であろう。病気で伏せっていたご隠居の体調が良くなったとき、 清太郎がご隠居を背負い、江戸街中を回り歩くという下りがある。
その時のロケ現場の気候は、1日中冷たい風が吹いており、体感温度は零度近かった。 そんな中、小澤氏&本上氏の「ワッショイ!」の声が、一際澄んで、力強く、青空に向かい 真っ直ぐに響いていた。

午前中-2)
茶店のまえ。赤い敷物が引かれた長イスに、ご隠居、まどか、清太郎が座り、甘酒あるいは、お茶を飲みながら、なにやら会話をしているシーンのテスト〜本番。
正月の衣装で着飾った町人が、街を歩く。女性の晴れ着が色目鮮やかで美しい。
清太郎が何かを思い出したように、「アッ!」といい、すぐ隣のまどかに耳打ちをし、走り去るのだが、このカメラテストの最中、女性監督からの声。
「まどか中心で撮って!重要なのはまどかです」という大きな声が飛んだのだが、次の瞬間、その場のスタッフ&出演者に大きな笑いが巻き起こる。見学していた我々も、思わず笑ってしまった。ここで一旦、撮影は、昼休憩に入る。

午後〜)
丸橋たもと近く。たくさんの町人が渡り歩くなか、本上氏が人々の間をかいくぐりながら、 走るシーン。
途中から、小澤氏が入る。今度はまどか&清太郎が、人々の間を抜けながら、速足比べをする シーン。物語の筋では、どうやら、その十「鸚鵡が飛んで恋の発覚」の中で、清太郎&まどかが 考えた、新たな飛脚屋の事業に関して二人が奔走するという筋があるが、その話の中の一部と 思われる。それにしても、この日は天気こそはいいものの、冷たい風が吹きつけ、ものの10分と立っているだけで、芯から体が冷えてしまう。本庄氏&小澤氏お二人とも、防寒ジャケットを はおっている。しかし、エキストラの方々は、足袋も履けず、素足に草履である。
どれだけ足が冷えていたことだろう。本当に冬のロケ撮影というものは甘いものではない。
私は今回、ロケ見学に数回足を運んだが、そのなかで多くのことを学んだ気がする。
一つの作品を皆で創りあげる厳しさ、楽しさ、喜びというものを。

番外編〜
我々(みずは&まりりん)は、撮影休憩中の折、偶然にも、小澤征悦さんご本人と 少しの時間だが、お話をさせて頂くことができた。
私が、「こちらは寒いですか?」と伺うと、征悦さんは、「いえ、そうでもないです。 極冬-20度という気候のなかで、撮影をしたこともあります」そう、仰られた。
そんな中での撮影経験をお持ちなら、北関東の寒さなど大したことではないのかもしれない。

我々のManiacサイトのお話をし、「海外在住者も含め、たくさんの方が小澤さんを応援して います。海外に住まわれる方達にとって、衛星チャンネルを通じて見る、日本の番組は、 心のよりどころとなっています。」と我々が話している最中、小澤さんは真剣なまなざしで 話に耳を傾けて下さっていた。

「お体に気をつけて、これからも頑張ってください」と申しあげると、「有難うございます」 と言い、休憩室に戻っていかれた。
   
小澤さんご本人とお話させて頂いた感想は、やはり誠実な方だな。というのが、大きな印象である。先の遭遇レポで、みずは嬢も述べているが、真っ直ぐに目を見て話しができる方だ。 飾ることなく、気さくで、なんだか昔からの友人と話をしているような、そんな錯覚に陥ってしまうくらい、自然な雰囲気の中での会話であった。

貴重な休憩時間に、私達の話に真剣に耳を傾けて頂いたことに、小澤征悦さんには、 感謝申し上げたい。
と共に、これからますますの俳優としての小澤さんのご活躍を、心より祈念しつつ、 見守っていきたいと思う。