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ぽっぽ
ぽっぽのサンパウロ日記
  ブラジルの国鳥TUCANO
●課題に終われて日々過ぎて、、、
 12 de abril de 2003

●学校制度あれこれ
 6 de abril de 2003

●新学年スタート
  23 de marco de 2003
●バカンス第三話 ILHA BELA
  7 de fevereiro de 2003

●バカンス第二話 別荘写真集
  4 de fevereiro de 2003

●バカンス第一話 別荘生活さていかに
  11 de janeiro de 2003

●ブラジルの年越し
  3 de janeiro de 2003

●クリスマス
 22 de dezembro de 2002

●サッカー、ブラジル国民ワールドカップに熱狂
  20 de dezembro de 2002
 

No.7 新学年スタート・23 de marco de 2003

 2月、それはあたらしい学年のはじまり。やはり気分が一新して「さあ、がんばるぞ」という気分になる。新品の学用品をそろえたピカピカの一年生やめでたく進級した学生が巷に溢れ、なんだか初々しい雰囲気に包まれる。そして、1月には比較的少なかったサンパウロ市内の交通量も通常に戻り、ひどい交通渋滞に悩まされることになる。

 どうして、2月なのか? 日本の新学年は4月。アメリカは9月。ブラジルは2月である。南半球では12月から1月が一番暑い。だから、クリスマス前に School Year を終わらせ、1月一杯休暇をとり、そして 2月から新しくスタートというのが やはり一番自然だからではないだろうか、、

 私の四歳の息子も、幼稚園でめでたく進級した。ちょっとお兄ちゃんになった気分らしく、誇らしげである。こちらの幼稚園はなんと、一歳児のクラスからあり、彼にとってはもう4年目である。ブラジルの小学校一年生は日本より一年遅くて七歳からスタートするので、幼稚園は6年間である。もちろん、幼稚園は義務教育ではないので、幼稚園のどの学年から入れてもいい。これは親の判断次第。もちろん、幼稚園に行かない子供もいる。

 幼稚園の他にも、いわゆる働いている両親のため、子供を預ける保育園という施設も存在する。保育園の場合、預かる時間も長いし、お風呂に入れたり、お昼寝をさせたりしてくれるし、夏休み冬休みもない。しかし、幼児教育という観点から考えれば、幼稚園の方が充実している。

 ブラジルの学校制度でまずビックリするのが、午前、午後、夜間の三部制であること。幼稚園はさすがに午前、午後だけだが、小学校から大学までは三部制だ。すなわち、午前の部は朝7時または8時に始まり12時まで。午後の部は1時から5時、または6時まで。夜間は7時から11時までである。日本やアメリカの様に 朝から行ってお昼ご飯を食べて午後にも授業があり、部活をして夕方に家に帰ってくる、、というシステムではないのである。これは、ブラジルが後進国で学校設備の建設が人口の増加に追い付かず、同じ施設を一日三回利用しなければならない、、という事情があるため。必然的に、必要最小限の学科詰め込み教育となってしまう。

 公立の小・中・高等学校が施設的な問題で一日三部制を導入すると、私立の学校はそれに見習い、経済的な理由で三部制を導入した。すなわち、同じ施設で三回生徒を入れ替えるとそれだけ多くの学費を徴収できるからだ。国の教育制度が三部制なのだから、わざわざ 外国の様に全日制を導入する必要はない、、という商業主義そのままの姿勢である。サンパウロ市内で私が知っている全日制の学校といえば、いわゆる外国の学校のみ。例えば、日本の文部省が設置しているサンパウロ日本人学校や アメリカンスクール、イングリッシュスクール等である。それらの学校は駐在で来ている家庭の子女が対象で、それぞれの国の文部省規定のカリキュラムで行われているから、ブラジル人の通う学校ではない。(一部「どうしても行かしたい」と入学させているブラジル人もいるが、それは日本でアメリカンスクールに入れる様なもので、ごく例外。)

 と言う事で、我が息子は、幼稚園は午後のクラスに通っている。一般的に、ブラジルの学校は第一学期は2月から6月まで。7月一杯が冬休み。8月から12月までが第2学期の2学期制である。週休二日制で、授業は月曜日から金曜日までである。

 さて、一日三部制の例外は 大学の一部の学部と大学院である。医学部、看護学部、歯学部、獣医学部は勉強する内容が多いので、全日制。医学部は日本同様6年である。一般的な大学の学部は4年だが、法学部、工学部は 午前、夜間のクラスに別れており、5年間。(やはり、半日の授業では4年で終わらないのだろう。なら、午後も授業すればいいのに、、と思うが、これらの学部は 高学年になると企業で一日4時間働く事が卒業単位習得の条件になっているので、やはり半日制でないといけないらしい。)

 そのほか、大学院も全日制である。一部の私学では 働いている人々を対象にしており、夜学というところもあるが、普通、大学院は全日制である。

 と・こ・ろ・で、かくいう私も、今年度からピカピカの大学院一回生となったのだ〜〜。年齢から考えて、ピカピカというより、ヨレヨレの一回生と言った方が的を得ているかもしれないが、、(汗)

 ポルトガル語のポの字も知らない状態でブラジルに来てから苦節7年。アルファベットの発音の仕方から勉強を始め、その間、妊娠・出産・子育ても経験し、2年前から学術的活動を開始した。大学院の聴講や、学会での論文発表、ブラジルでの各研究組織への参加等、社会的実績を作るよう努力をはじめる一方、受験に必要なブラジル文部省のポルトガル語検定試験の他、大学院の研究ラインの調査、それに伴う私自身が行いたい研究内容の調査等の下準備に費やし、昨年の後半から本格的に大学院受験勉強を開始した。昨年の11月から12月にかけて選抜試験があり、運良く合格することができたのである。これから三年間、修士号を得るべく、必死で勉強しなければならない。

 大学院の授業開始は遅く、3月11日に始まった。開始してすでに2週間。膨大な量の参考文献を目の前に、早くも「きょえ〜〜」と叫びまくっている。一回目の課題提出期限は明日。2週間かかってやっと10ページの解答を書き終えたところである。さあ、どんな評価がもらえるのかな? ボロクソに言われたりして、、、心配だぁ、、、。